ランドセルの収納のなかでも人気の「ワゴンタイプ」の収納!


どれもいっけん見た目は似ていますが、価格や微妙に仕様が異なるので、価格・使い勝手ともに納得のいくものを選びたいですよね。
そこで今回、「ニトリ」「山善」の2メーカーを徹底比較しました。

IKEAは元祖だけど、ニトリと山善のほうが後発なだけあって
色々改良されてるんよね!
ニトリ・山善ともに優れた点があったなか、収納のプロ目線で選んだのは「山善」です!
なぜなら、ニトリにはない、ランドセル収納には絶対外せないポイントがあったからです。
これを読めば、山善のワゴンのよさに納得し、他メーカーと悩むことはなくなりますよ。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。

ほほう…、言い切ったな。
どれ、その言い分を聞こうじゃないか
結論:ランドセルワゴンは「山善 バスケットトローリー」が正解!
ニトリと山善のランドセルワゴンを徹底比較しましたが、山善の「バスケットトローリー」を自信を持って推します!!
なぜなら、ニトリにはない、ランドセル収納で外せないポイントを押さえているためです。
それは、山善はバスケットの段数を「2段⇔3段」に切り替えができることです。

どちらも山善のワゴン。左が2段、右が3段
子どもの成長に合わせてワゴンの高さを変えることができるので、ランドセルを収納するハードルをグッと下げてくれます。
そのほかにも、山善にしかないきめ細やかなポイントがあるので、詳しく紹介します。
比較した商品は山善の「バスケットトローリー」とニトリの「トロリ4 レギュラー」
今回比較した商品は、山善の「バスケットトローリー」とニトリの「トロリ4 レギュラー」です。
※どちらも「スリム」「コンパクト」という、小さめのワゴンも販売されていますが、こちらはランドセル収納はできないので注意です。
山善とニトリのランドセルワゴンの違いが分かりやすいよう、表にしてみました。
ニトリ | 山善 | |
---|---|---|
価格 | 3,990円 | 5,999円 |
カゴのサイズ | 38×29×8.5cm(中段) | 39×29.5×8.5cm |
高さ | 89cm | 81cm |
段数の変更 | × | 2段⇔3段 (4段も可能) |
カラー | 10種類 | 8種類 |
オプションパーツ | ・回転バスケット ・フック ・小物入れ ・フック1P ・蓋トレー ・バッグハンガー ・浅カゴ |
・浅カゴ ・延長ポール ・天板 |
バスケットのサイズはほとんど同じで、見た目も似ていてさほど大きな違いがないように見えます。
が、収納においてはその少しの差が使い勝手に大きく左右されてきます。
こちらについて詳しく解説します!
山善とニトリのランドセルワゴンの違い5つを徹底比較!
それでは、より詳しく山善とニトリのランドセルワゴンの違いをみていきます。
一見こちらの方がよさそうと思っても、見方を変えるとデメリットになることもあります。
それも踏まえたうえでどちらが良いか丁寧に解説します!
違い①価格はニトリの方が安い
価格は圧倒的にニトリの勝利!
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ニトリ
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山善
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---|---|---|
価格
|
3,990円
|
5,999円
|
2,009円、ニトリの方が安いという結果に。
店頭で買うならこの価格ですが、ネットから購入する場合は送料(550円)がかかります。
その場合は金額の差が1,459円となります。
違い②高さはニトリの方が上、幅と奥行きはほぼ同じ
高さはニトリの方が8cm高いです。
高さがあるメリットは、2段目と3段目の間口が広くなるため、取り出しがしやすくなります。
ただ、高さがある分、小学校低学年の子にとって1段目にランドセルを置くハードルが少し高くなるというデメリットもあります。
違い③リニューアルが少ないのは山善
山善はリニューアルが少なく(少なくとも私が購入した2023年以降はリニューアルしていない)、
ニトリの方は「トロリ4」というネーミングから3回はリニューアルしていることになります。
リニューアルしたほうが改善されて良いような気がしますがデメリットもあります。
それは、同じ商品をあとから追加購入するときに、リニューアル前とリニューアル後の商品が混ざって統一感が崩れることがあるからです。
トロリ3からトロリ4にリニューアルするさいは、本体の仕様はほぼそのままですが、
(小物入れがなくなったのと、キャスターのストッパーがなくなった)
トロリ2からトロリ3にリニューアルしたときは、下の土台の枠組みの部分がコンパクトになりました。
(見た目に少し違いが出た)
一方で、リニューアルがほぼない=発売当初からすでに完成された商品である ということ。

見栄え重視で収納したい人にとっては
リニューアルが少ないほうがありがたい!!
ランドセル収納だけでなく、キッチンや仕事部屋など、ほかの場所にも追加購入する可能性がある場合は、リニューアルが少ない山善のほうがおすすめです。
違い④2段⇔3段に変形できるのは山善
ランドセル収納するのに、カゴの数を2段⇔3段に変形できるのは山善のみ。
ここが山善がとても大きなアドバンテージになるんです!!
なぜなら、小学校低学年の子には、2段がちょうどいい高さになるからです。
3段で使用すると高すぎて、ランドセルを置くハードルがあがってしまうんですよね…。
我が子の場合、ランドセルワゴンにランドセルを置く際、ワゴンに背を向けてそのままランドセルを置いているのですが、
これが3段だと、一番上のカゴの部分に届きづらく、このランドセルの置き方がし辛くなるのです…。
ランドセルを決まった位置に置くには、はじめから習慣づけておくほうが無難ですよね。
じっさい、2段にしてリビングにこのワゴンを置いておいたところ、毎回ランドセルを置くことができています!!

ちなみにほかの収納は一切してくれない(泣)
このランドセル収納が唯一成功した!
また、2段に変形できることで、 ランドセル収納以外にも使えるシーンがグッと広がります。
たとえば、デスクの下に収納したり、押し入れの中段(棚板)の下にも収納することができます。

左が押し入れの棚の下、右がデスク下
どうしてもニトリの2段のワゴンがいい!となれば、2段のワゴンを新たに購入しないといけません。

子どもの成長や、使う場所に合わせて
2段⇔3段に変えられるのは大きい!
違い⑤優秀すぎるオプションパーツがあるのは山善
オプションパーツは山善もニトリもそれぞれ販売されています。
種類の豊富さではニトリの方が上回ります。
ですが、山善のオプションパーツが秀逸すぎるのです!
オプションパーツはいくつかありますが、特に推したいのが「延長ポール」「追加カゴ(浅め)」です。
高さが4段階調節できる「延長ポール」
山善の秀逸オプションパーツの1つめが延長ポールです。

延長ポールを使うことによって、高さを4段階に変形させることができます。
①2段
②2段+延長ポール
③3段
④3段+延長ポール
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▼詳しくはこちらで解説しています
子どもが小学3年になった今は、3段(延長ポールなし)で使用しています。
もう少し大きくなったら、延長ポールを使用して3段にしたいと思っています。

延長ポールを使うと間口が広がるので、
2段目と3段目のモノが取り出しやすくなるんよ!
4段にもできる&ランドセル収納に「追加カゴ(浅め)」
山善の秀逸オプションパーツ2つめは追加カゴ(浅め)です。
浅カゴを一番上の段にすると、ランドセルがより置きやすくなります。
それだけでなく、カゴが浅めになることで、2段目3段目の間口が少し広がりモノを取り出しやすくなるというメリットも。
余談ですが、こちらはオプションパーツとして購入することもできますが、
ワゴンを購入するときに、一番上のカゴを通常の深カゴにするか浅カゴにするか選ぶこともできます。

ランドセル収納として購入するなら、
浅カゴ×1・深カゴ×2の3段タイプがおすすめ!
ちなみに、こちらのオプションパーツはニトリにもあります。
ですが、山善でしかできないモードがありまして…、
延長ポール+浅カゴを使うことで4段にすることも可能なんです!!
この、高さや使い方を自在に変化させることができるのが、山善のワゴンの他社にない強みです!
まとめ
ランドセルワゴンは、山善とニトリと比較した結果、買うべきは山善のバスケットトローリー!!という結論に至りました。
収納は使い勝手をよくするためには、使用用途に合わせたサイズ感がとても大事になってきます。
山善はカゴを2段⇔3段(オプションパーツ使えば4段)に切り替えることができるという、他メーカーにない強みをもっています。
さらにオプションパーツを組み合わせると4段にも変形可能で、高さも4段階に変形させることができます。
ランドセル収納としても優れものですが、小学校卒業後も幅広い用途があります。
山善のバスケットトローリーはじっさいに購入し使用しているので、下記でも詳しく紹介しています。
ぜひチェックしてみてくださいね。
▼山善ランドセル収納ワゴン、使ったからわかる必見の理由を紹介