
キックバイクを買うとき、いろんな種類やスペックの違いがあって悩みますよね。
そのなかの一つ、「ブレーキが必要かどうか」について、気になる人もいるのではないでしょうか。
私はブレーキ付き・ペダルを後付けできる3wayタイプを買っています。
が、
子供がペダルなし(キックバイク)で使うときには、ブレーキの必要性は感じません。
なぜかというと、理由はこちら。
- 実際、ブレーキを使っていない
- 足で止まれる
- ブレーキつけると本体が重くなる
ですが、
- ヘルメットとプロテクター装着
- 親が絶対に子供から目を離さない
- 十分な安全対策を講じる
これらが、ブレーキがなくても安全に遊ぶための
絶対必要条件になります。
そして、この結論は、下記のこれらの意見にもとづいて導き出しました。
- 我が子が実際に使っているのを見て感じた私の意見
- 他のキックバイクユーザーの意見
- キックバイクを販売しているメーカーの意見
こちらの意見について詳しくご紹介しますので、この記事を読み終えるころには、納得してブレーキが必要かどうかの判断ができるはずですよ♪
※キックバイクのなかでも、ペダル後付けタイプにはブレーキが必ずついています。ここではペダルが後付けできないキックバイクについての見解になります。
キックバイクにブレーキはなくていい!その理由
キックバイクにブレーキは必要ない、と言われても、明確な理由がないと納得いかないですよね。
まずは、我が家が実際にブレーキありのキックバイクを使用した実際の体験から「いらない」という結論に至った理由を3つ挙げてみます。
▼我が家は「後付けペダルあり」キックバイクのためブレーキがついています。選んだ理由はこちら
3WAYキッズバイク激辛レビュー!後付けペダルありコスパ最強はこれ!
2~3歳の幼児は止まるとき足の方が早く反応できるから
今、3歳半の次男がキックバイクを使っていますが、ブレーキを一切使っていません…。
ブレーキの意味が分かっていないわけでも、握力が足りないわけでもないようですが、足でブレーキをかけています。
この前、走行中にブレーキを使おうとしていましたが、反応が遅いし、ブレーキに気を取られるのでふらついていました…。
(そして自然と減速して足で止まっていました…。)
足で止まる方がとっさに反応できるので、ブレーキはペダルを後付けするか自転車に乗り始めるまでは必要ないと感じました。
ブレーキをつけると車体が重くなり、取り回しが悪くなる
ブレーキをつけると、その分車体が重たくなります。
我が家はブレーキ付なので車体が結構重めです。
バランスを崩して倒れたときは、車体が重いので起き上がるのが少し大変そうです。
それから、軽いほうがバランスが取りやすく乗りやすそう、と次男を見ていて思います。
軽い=使い勝手が良いものだと、より楽しんで長く乗ることができるので、初めてキックバイクに挑戦する子にとっては特に重要な部分です。
ブレーキをつけると値段が上がる
ブレーキがあるのとないのとでは、商品によって幅があるものの、数千円の違いが出てきます。
- ブレーキ付き…約8,000円~
- ブレーキなし…約5,000円~
(↑こちらは後付けペダルがついていないキックバイクの値段です)
次男がブレーキ使わずにキックバイクを使っているのを見ると、数千円の違いが少しもったいなく感じます…。
ブレーキ必要派の意見
では、ほかのユーザーの意見はどのようなものなのでしょうか。
まずはブレーキ必要派の意見を挙げてみます。
- 自転車へ移行するときすぐブレーキが使えるようになった
- ブレーキは3歳には使いこなしていた
- スピードが結構出るので、ブレーキがあれば靴のすり減り具合が軽減される
ブレーキが使いこなせるのであれば、安全感が増すのと足への負担が減るのがメリットですね。
ブレーキ不要派の意見
ブレーキ不要派の意見がこちらです。
- 足で止まるのでブレーキの必要性を感じなかった
- 足で止まることに慣れていても、自転車乗り始めてからすぐブレーキが使えた
- ブレーキつきを買ったが、ペダルなしモードでは使わなかった。ペダルつけてからブレーキを使うようになった
- 靴はすり減るが困りはしなかった。
これらの意見を見ると、足で漕いで進むうちはブレーキの必要性はあまり感じないですね。
▼キックバイクの靴すり減り問題はこちらで解決!
ストライダーで靴のつま先がボロボロ!頑丈長持ちの靴と破れる予防策紹介
「ブレーキあり」スパーキーの公式見解
それでは、各メーカーではどのような見解を示しているのでしょうか。
- ブレーキ付の「スパーキー」を販売している「株式会社サーチライト」
- ブレーキ無しの「ストライダー」を販売している「株式会社 Ampus」
それぞれの見解をご紹介します。
まずは、ブレーキ付「スパーキー」に対する見解がこちらです。
誰かにぶつかったり、車道へ飛び出したり、下り坂を駆け下りたり、そんなキケンな場面も容易に想像できます。
もちろん危険なことになるのを避けるのは大人の責任ですが、すぐに手を出せるような距離に子供が必ずいるとも限りません。
たった一度あるかないかのことかもしれませんが、その場面に出会ってしまったときに「ブレーキを使う」という選択肢を準備しておくことが大切だと思うから、スパーキーではブレーキを装備しています。引用:株式会社サーチライト

念には念を、備えあれば憂いなし、
子どもの安全を最優先に考えての
見解やね!
「ブレーキなし」ストライダーの公式見解
次に、ブレーキなしキックバイクの代表格「ストライダージャパン(株式会社 Ampus)」の見解がこちらです。
2~3歳の幼児にはブレーキレバーを握る握力は備わっていません。
つまりブレーキ操作ができません。
仮に握力が備わっていたとしても「レバーを握る=止まる」という動作は直感的操作ではないので、幼児にとっては非常に難しい操作となります。
ですのでストライダーにブレーキが付いていたとしても、
実際には全く役に立たないどころか、車重も重くなるので逆に止まりにくくなります。
危険を察知した時、幼児は反射的に足で止まろうとします。
ストライダーは足でしっかり止まれるように超軽量設計となっておりますので、
まずは自分の足でしっかりと止まることを身に付けさせてあげてください。

ストライダーが軽いのは、乗り心地だけでなく
安全面も考慮してのことだったんやね!
キックバイクブレーキの必要性のメーカーと保護者の見解の違い
キックバイクのブレーキ装備については、メーカーと保護者の間で意見が食い違っています。
私も3wayキックバイクと言う、自転車に変身できるブレーキ付きのキックバイクを子供に乗せてまずが、
足で上手くブレーキをかけてるので
「ブレーキ不要では?」
ってメーカー寄りの感想を持っていました。
メーカー側の見解
では、実際にメーカーの意見はと言うと、引用でも記載していますが、
さっくりまとめますと、
- キックバイクがバランス感覚を養うための遊具である。
- 操作を簡略化することで子どもが本来持っている危険回避能力(足で止まる動作)を促すことができる
よって「ブレーキは不要」あるいは「かえって操作を複雑にする。」
また、使用場所はあくまでも安全な場所や使用が許される公園などを想定してるようです。
そんな見解を持っています。
保護者の実体験に基づく見解
キックバイクに乗る子どもを持つ保護者として、このような意見を持っている人もいます。
- 「現実的な安全対策としてブレーキは不可欠で、ブレーキを慣れさせる必要があるのでは?」
- ブレーキのないモデルを購入し「後悔した!」
公園や坂道などで予想以上にスピードが出てしまう状況が想定されますが、子供はまだその危険判断能力が乏しいです。
足だけでは止まりきれずにヒヤリとする経験から、このようなコメントも少なくありません。
キックバイクの必要性メーカーと保護者の見解総評
キックバイクは公道走行禁止の遊具ですが、私有地でも小さな事故は発生しています。
転ぶくらいな軽微な事故については、防具(ヘルメットやプロテクター)の装着で防ぐことはできます。
ブレーキについては、メーカーの教育的意図と保護者の現場での実体験からの安全懸念、どちらも理解できます。
最終的にブレーキの有無を選ぶ際は、子どもの能力や遊ぶ環境を考慮し、保護者が責任を持って判断することが重要です。
まとめ
実際に、私は3wayキックバイクを購入し、
子供の様子を見ると
「(ヘルメットやプロテクターもしてるので)ブレーキ不要では?」
とも感じていますが、
子供への安全対策を考える親の責任としては、やはり、ブレーキは必要と感じています。
私の購入した、キックバイクは、自転車に変身できるキックバイク(3wayキッズバイク)ですので、ブレーキに慣れさせる意味でも、また、何より「安全第一』と言う観点からブレーキを使わせようと思っています。
やはり、ブレーキ付きのキックバイクを選んで正解でした!
▼そもそもキックバイクいる?と思う方はこちらを読んでみてください。
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