キックバイクにヘルメット必要?事故を防ぐための知識と嫌がる時の対処法

キックバイクにヘルメットは必要? キックバイク
記事内に広告(Amazonアソシエイト含む)が含まれています。

「キックバイクに乗せるとき、やっぱりヘルメット必要だった!つけさせておけばよかった…」

我が子に喜んでもらいたくて買ったキックバイクで、こんな後悔したくないですよね。

そのためにも、キックバイクに幼児用ヘルメットは必要です。

キックバイクは二輪走行のため転倒しやすく、スピードも出やすいため、安全対策をしていないと思わぬ事故につながる恐れがあります。

おたぬき
おたぬき

過去には死亡事故の事例も…。

そこでこの記事では、安全にキックバイクを楽しむための、ヘルメットの正しい選び方と、ヘルメットを嫌がる子どもへの対応策をご紹介します。

これを読み終えるころには、「ヘルメットって必要なの?」という疑問は解消されているはずです。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

▼キックバイクは正しく安全に使えばメリットいっぱいです!

キックバイクいらない?後悔やリアル体験談を購入前に確認し失敗回避!

 

キックバイクに子どものヘルメットが必要な理由

キックバイクは、以下の特徴があることから、安全のためにもヘルメットは必要です。

  • ブレーキがついていない(一部ついているが年齢によっては使いこなせない)
  • スピードが出る
  • 二輪のため、転倒しやすい

転倒した際、頭の打ちどころが悪く大けがにつながる場合もあります。

消費者庁より、キックバイクによる事故について、このような報告がされています。

危害を受けた部位としては、顔が全体の2/3を占め、頭部と合わせると、首から上で約8割となっています。4歳以下では頭部と顔の割合が高く、重心が頭部寄りにあり、頭から落ちやすいためと推測されます。

引用:消費者庁

おたぬき
おたぬき

キックバイクでの事故は、頭部と顔の割合が高い!

また、ヘルメットを着用しなかったために大けがにつながった事例も報告されています。

  • ヘルメットを着用せず、道路で乗っていた。歩道を走行中、交差点で止まろうとし
    た際によろけて右側に転倒。その際に走行中の自転車のスタンドに右側頭部を打撲し
    た。頭部の切り傷を1針縫合。
    (平成 30 年3月、2歳、要通院)
  • マンションの中庭で遊んでいて、乗ったまま、階段を滑り降り、10 段滑落。最後で
    前方に転倒し、頭部を打撲した。地面はタイルが敷き詰められていた。ヘルメットは
    未装着。嘔吐したり、意識がなくなったりということはなかったが、眉間を5針縫合。
    ヘルメットを装着していれば防げたと考えれられる。
    (平成 30 年年7月、4歳、要通院)

引用:消費者庁

このような事故や事例があることから、道路交通法でもヘルメット着用は「努力義務」となっていて、国民生活センターでもキックバイクの使用について注意喚起しています。

パパたぬき
パパたぬき

やはりヘルメットは必要!

 

道路交通法ではヘルメット着用は「努力義務」

道路交通法では、ヘルメット着用は「努力義務」となっていています。

道路交通法 第63条の11
児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児が自転車を運転するときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。

引用:警視庁

努力義務とは、「~するよう努めなければならない」というもので、従わなくても罰則などはありません。

ですが、努力義務が課されているということは、それに従わなかった場合、自分が損害を受けたり不都合が生じたりする可能性があるということです。

そう考えるとやはり、「ヘルメットは必要!」といえます。

 

過去の事故から見るヘルメットの必要性

キックバイクの使用について国民生活センターから注意喚起がされています。
理由は、過去にキックバイクによる事故事例が上がっているからです。

キックバイクは、2019年度から2024年12月までの5年余りに、幼児がペダルなし二輪遊具で屋外を走行中に発生した事故事例が101件寄せられています。また、近年は、道路で自動車に接触し死亡する事故の報道もありました。

引用:国民生活センター

安全な場所で遊ぶことや子どもから目を離さないようにしていても、転倒やケガのリスクはあります。
そんな時にヘルメットが子どもの頭部を守ってくれます。

おたぬき
おたぬき

ヘルメットは必ず着用しましょう!

 

幼児用ヘルメットを選ぶポイント

ヘルメットを、子どもの頭部に合わないものや、安全基準があいまいなものを選んでしまっては、せっかくの安全性が活かされませんよね。

また、ヘルメット着用を嫌がる子どももいるので、少しでもつけ心地がよいものを選ぶことも大事です。

 

安全基準を満たしたもの

ヘルメットを買うなら、安全基準を満たしたものにしましょう。

キックバイクで遊ぶ際は自転車用のヘルメットを選べば良いですが、自転車のヘルメットには次のような安全基準・マークがあります。

※ちなみに、ストライダーの大会では、「SG、CE、CPSC、EN」のいずれかの安全基準を満たしたものが必須!

●SG
製品安全協会の定める安全規格。
SGマークつきの製品は、安全規格を満たしているだけでなく、SGマーク付きの製品の欠陥による事故が起きた場合、治療費等が賠償されます。

●JCF
日本自転車競技連盟が定める安全基準。
日本国内のJCF公認レースやサイクルイベントでは、白のJCFマーク付きのヘルメット着用が必須になっているので注意です。

●CE
欧州標準化委員会が定める安全基準。
EUでは、ヘルメットには必ずこの基準をクリアし、CEマークが貼付されているものでないと販売ができません。

●CPSC
米国消費者製品安全委員会が定める安全基準。
アメリカではこの安全基準に満たないものは販売できないことになっています。

おたぬき
おたぬき

対人対物賠償がついているのは

「SG」のみ!

 

頭囲に合ったサイズ・形のもの

子どもの頭囲に合うサイズや形を選ぶことも重要です。

少しでも長く使えるように…、とぶかぶかのものを選んでしまうと、フィットせずに危ないことも。
反対に小さめのものや、頭の形と合わないものを選んでしまうと、頭痛や不快感の原因となり、子どもが嫌がることがあります。

欧米人と日本人では頭の形が異なるので、日本人向けに作られたヘルメットがおすすめ!

パパたぬき
パパたぬき

サイズ選びは慎重に!

 

機能性・子どもが好きなデザインで選ぶ

ヘルメットを嫌がる子どもは結構多いです。

そのため、少しでもつけ心地が良いものを選ぶことも大切です。

軽いもの…首への負担を減らし、つけ心地に大きく影響します。
通気性がいいもの…子どもは汗をかきやすいので、通気性の良いものを選べば蒸れの不快感の軽減に。
子どもが好きなキャラクター…好きなキャラクターなら喜んで着用してくれる可能性UP!

 

子どもがヘルメットを嫌がる!対策は?

せっかくヘルメットを買ったのに、嫌がってつけてくれないと困りますよね。

着用してくれないと心配だから遊ばせたくない、だけど、つけるのは嫌!でもキックバイクはしたい!というのが子どもというもの…。

そこで、ヘルメットを嫌がる子どもに着用を成功させた方法を調べてまとめてみました。

 

はじめから着用する

キックバイクを初めて乗せる日から、さらっとヘルメットも着用させましょう。

「キックバイクで遊ぶ=ヘルメットをかぶる」というのが当たり前と思いこませる作戦です!

ただしこれができるのは、これからキックバイクを買う予定の人のみとなります…。

 

カッコイイ!カワイイ!べた褒め作戦

2~3歳の子どもは、褒められると素直に喜ぶ、かわいくて純粋なお年ごろです。

子どもがヘルメットを着けたら、「カッコイイ!」「かわいい!」とめちゃくちゃ褒めてあげましょう!
特に、おじいちゃんおばあちゃんなど、パパママ以外の人からの方が効果的なことも。

ヘルメット姿を鏡に映してべた褒めしたところかぶるようになったという意見も!

周りにも協力してもらって、いっぱい褒めてみましょう♪

 

キックバイクを購入する前から言い聞かせる

もう会話のキャッチボールがスムーズになってきたころであれば、
キックバイクを購入する前から、

「キックバイクに乗る時は必ずヘルメットを着けて遊ぶ約束ね」

と言い聞かせておくのも効果的。

ヘルメットを着けないと遊べないもの、という認識を持ってもらえれば、納得して着用してくれます。

おたぬき
おたぬき

こちらも、これからキックバイクを買う人

限定の方法にはなります…。

そのほか、

「キックバイク乗る以外にもヘルメットを近くに置いて触れさせる」
「キックバイクやほかのものに意識がいっているときにサッとヘルメットを着ける」
「サイズを少し大きいものに買い直したらつけてくれた」

などもありました。

 

口コミ評価の高いヘルメットを紹介

ヘルメットの種類がたくさんありすぎて迷う…という人に、口コミ評価の高いヘルメットを紹介します。

安全基準マークつき、日本人の頭にフィットするもの、軽いものから厳選しました。

■マグライド イチハチロク

186gで日本一軽いヘルメット!安全性に文句なし!
SGマーク付き。利用者登録すれば自転車保険も付帯と安心保障が充実。
レビュー記入で3年保証。
20色から選べてカラバリも豊富!

■MamaGo キッズヘルメット

無駄を省き、本当に必要な機能だけ。お値段以上のクオリティ!
SGマーク付き(一部カラーのみ)、楽天PL保険加入済み(第三者に事故を与えた場合の賠償咳にを製造者が負う)。
マットな質感でおしゃれ、風通しが良く蒸れにくい。

■sopota 自転車ヘルメット

30日無料返品交換可能なので、サイズが合わなくても安心。
子どもでも簡単、手袋でも付けられるマグネットバックル。
SGマーク付き、材料の化学系検査済み安全性も文句なし!
北欧カラーがおしゃれ♪

 

まとめ

キックバイクに乗る時は、ヘルメットは必要です!

着けなかったからといって罰則はありませんが、重大なケガや事故につながる可能性があります。

軽くてつけ心地の良いヘルメットもたくさん販売されているので、子どもに合ったものを選び、楽しく安全にキックバイクを楽しみましょう♪

▼ちなみに我が家のキックバイクはこちら!

3WAYキッズバイク激辛レビュー!後付けペダルありコスパ最強はこれ!

▼キックバイクと三輪車どっちがいい?比べてみた

三輪車とキックバイクどっちがいい?両方使った体験から選び方を解説!

 

ブログについてのお問い合わせや広告のご依頼は⤵︎

ブログへの問い合わせ