ストライダーに乗ると、子どもの靴がすぐにボロボロになる
――そんな悩みを抱えるパパママは少なくありません。
ストライダーで靴がすぐにボロボロになる理由は、
足でブレーキをかける時につま先が強く擦れたり、靴の素材に負担がかかったりするためです。
特に靴の素材が合皮や布製のスニーカー靴は摩耗しやすく、乗り方の”クセ”によっては片方の靴だけが極端にボロボロに傷むこともあります。
こうしたトラブルを防ぐには
- 耐久性のある素材の靴選び
- ストライダー専用の靴を選ぶ
- ボロボロになっても困らないくらいコスパの良い靴
- 補修材や補修テープで補修する
などが欠かせません。
この記事では、靴がボロボロに傷む原因から予防策、そして、何足も購入してわかったことを超詳しく解説します。
ストライダーに適した靴の選び方
ストライダーに適した靴とはズバリ、
「足でブレーキをかけたときにすり減りにくい靴」
です。
そして、すり減りにくい靴の特徴のなかでも一番重要なのは、
「つま先部分が補強されている」
こと!

つま先に穴が空きやすいもんね…
そのほかにも、ストライダーで遊ぶ場合、素材やソールなども大事になってきますので、
このあと詳しくご紹介します。
つま先補強タイプのメリット
靴のつま先が補強されているのは、ストライダーで遊ぶときに最も重要なポイントです。
- ソール(靴底)がつま先まで覆っているもの または
- つま先が頑丈な素材で補強されているもの

つま先だけでなく、つま先まわりも
補強されているものがなおGOOD!
耐久性の高い素材を選ぶポイント
すり減りやすいつま先に、耐久性の高い素材が使われているものを選びましょう!
〈耐久性の高い素材〉
- 人工皮革…素材は合成皮革と同じだが、構造が異なる。人工皮革の方が耐久性が高い
- ラバー(ゴム)…すり減りにくく、耐久性にすぐれている
滑りにくいソールの重要性
ソール(靴底)が滑りにくいものを選ぶことも大事です。
滑りにくいソールを選ぶことで、
- 足で安全にブレーキをかけられる
- 雨上がりなどでコンディションが悪い地面でも滑りにくい
- 地面をしっかり掴むことができ、足で蹴ったときの推進力が増す
といったメリットがあり、ストライダーを安全に楽しむことができます。
では滑りにくいソールはどのようなものかというと、
- 素材…ラバー(ゴム)。グリップ力があるので滑りにくい。
- 形状…溝が深く複雑な形状のもの。ブロックが並んだようなパターンや、タイヤのように無数の切れ込みが入ったようなパターン
こちらの素材・形状のものを選ぶと良いです!
特にソールがゴム製だと、滑りにくいだけでなく、すり減りにくいので、
ストライダーにピッタリです!
通気性とフィット感のバランス
子どもは汗をかきやすいので、通気性もあるとなお良いです。
地面が擦れない足の甲の部分がメッシュ素材であれば、すり減る心配がありません。
また、靴のフィット感も大事です。
サイズが合わない大きめの靴だと途中で脱げる可能性があり危険です。
また、ストライダーに限らず、合わない靴を履くと外反母趾や外反偏平足などを引き起こすリスクが…。
外反母趾…足の親指の付け根の関節が「く」の字に飛び出し、靴を履くと当たって赤くはれ痛みがでる。
外反偏平足…足が内側に倒れ込んでいるので、靴底がかかとの内側に向かって斜めにすり減る。歩行が安定しない、疲れやすい、足裏やヒザなどが痛むなど
つい大きめの靴を選びがちですが、足を健康な状態で保つためにも、つま先が5~10mm余裕があるサイズを選びましょう!
ストライダーに適した頑丈な靴3選
では、ストライダーに適した頑丈な靴を厳選して3商品ご紹介します。
KEEN (キーン) スピードハウンド

ストライダーやスケボーなど、足でブレーキをかける遊びにピッタリの一品。
つま先までゴムのソールでおおわれていて頑丈。
ソールのグリップがしっかりしているし、走るのが速くなったという意見も。
サイズアウトするまで履きつぶせたという口コミもあったので、丈夫さは折り紙つきですね!
注意点は、頑丈な分重量があるのと、少し小さめなので0.5cm大きいものを選ぶとちょうどよいです。
アサヒシューズ ガチ強
ストライダー専用ではなくとも頑丈と定評!
つま先を硬い素材「ガチ強ガード」で頑丈に。
小学生の長男が学校用として履いていますが、本当に頑丈!!
登校~下校、週5日履いて1年持ちました。
別の靴を履いている子は半年持たないらしく驚かれました。
つま先も補強されているので、ストライダーにもぴったりです!
DCシューズ MEDALIST 4 STRIDER

スケートシューズブランドの「DC」が、ストライダーとコラボ!
ストライダーキッズのために開発された商品のため、すり減りにくく走りやすい工夫がほどこされています。
つま先…耐摩耗性に優れたシンセティックレザー(人工または合成皮革)
ソール…ラバー(ゴム)製、ブロックのような形状でグリップ力◎
楽天では11/1現在アウトレット価格で購入できるので、サイズが揃っている今がねらい目!
靴がボロボロの予防策・ボロボロになった靴の修復方法
- 耐久性が高い靴を買ったけど、サイズアウトするまで長持ちさせたい
- 今持っているノーマルの靴を少しでも長持ちさせたい
そんな方には次の方法を試してみてください。
靴のローテーションで寿命を延ばす
お安めの靴数足をローテーションさせて、少しでも長持ちさせるのも方法の一つ。
ただし、まだスピードが出ていなくて、激しく足でブレーキをかけていない時期限定になります…。

スピードが出て激しめに乗る子は、
下手したら一日で穴が開く(泣)
靴を補修材や補修テープで直す
靴を補修する接着剤や、破れた部分を覆う補修テープで補修する方法があります。
補修材は商品によりますが数百円~1,300円で、補修テープは100均で手に入ります。
もし、まだ新しいのに穴が開いてしまい、捨てるにはもったいない…!という場合は、試してみる価値ありです。
しかし、ボロボロの靴だとちょっと恥ずかしいですよね…。
でも、キアヌ・リーブスもボロボロの靴履いてるんですよ!

大スターのキアヌ・リーブスが何故!?
実は靴には無頓着とか!?
キアヌ・リーブスの靴がボロボロなのはなぜ?
キアヌ・リーブスの靴がボロボロの理由は、その靴が亡き親友リバー・フェニックスの形見で、ガムテープで補強して履き続けているからのようです。
リバーフェニックスは、スタンドバイミーで有名になり、23歳という若さで亡くなった俳優で、
キアヌリーブスとは、『マイ・プライベート・アイダホ』(1991年)で共演した親友でした。
ですが、ガムテープで補強したボロボロの靴でも格好いいのはキアヌリーブスだからですよね~。

我が子にはボロボロでない靴を履かせましょう…。
靴の補修剤の紹介
さすがにガムテープで補強しただけでは雨の日に水が染み込んでくるし子どもがかわいそうですよね。
そこで、靴の補修方法として、補修材と補修テープのご紹介をします。
スポーツグー(2,030円)

透明の補修材で、ゴム、天然・合成皮革、布などにも使えるので、つま先の修理にピッタリ。
かかとの補修や、アウトドアスポーツ用品の補修や滑り止めとしても使えるので万能。
靴の補修テープの紹介
補修テープのほうは100均でも販売されています。
費用を安く抑えたい方、とりあえず試しに補強してみたいと思う方におすすめです。
ダイソー ナイロン補修シート(110円)
補修箇所より少し大きめにカットし、剥離紙からはがして貼るだけでOK!
黒の靴なら靴の表面(外側)に、黒以外の色なら内側から貼れば目立ちません。
撥水性があるため、雨の日でも補修箇所から染み込みにくいです。
まとめ
ストライダーキッズの靴のつま先がボロボロになる問題は、
- つま先が補強されている靴を選ぶ
- 安い靴数足をローテーションさせて消耗を遅らせる
- 穴が開いてしまったら補修をする
で解決できます!
サイズアウトするまで使い切れるよう、試してみてくださいね!
▼ちなみに我が家はストライダーではなくこちらのキックバイクを使っています!
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